2015年12月

2015年12月25日

桜Newマジンシア大行商&イベント「羊とワイン」を開催しました。

昨夜は桜Newマジンシア大行商&イベント「羊とワイン」を開催しました。

皆さま、お忙しい所をようこそおいでくださいましてありがとうございました。

イベントに参加できなかった方も観光の一環として残り2日解放していますという話ですので、気分転換に足を運んでみてはいかがでしょうか?

イベントの舞台となった箇所を順次に記入していきます。

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皆様が丹精込めてきれいに花咲かせられた大花壇。
この一人一人の頑張りが一つになった結果だと思います。

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◆ニューマジンシアステージ◆
ニューマジンシアの開会式はほぼここで開催するようにします。
以後とも変化していくステージをお楽しみください。

ここで奇術師ペインが登場し、羊をユー牧場まで連れていく話になりました。

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ユー牧場①
マジンシアから連れ歩いた羊を皆さんに護衛して頂きながら牧場にたどり着いたところで、この羊「yuppie」が「豊穣の羊」だという事を知る。

村長に挨拶し、次にはユーの特産物のワインを皆さんの手で造ろうという話になり、ワイナリーに向かう。
そのワイナリーでは通常のブドウが季節外れという事で生っておらず、南西の方にあるブドウ園を薦められる。

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そこはかつてのブリタニア女王「ドーン」様の育った邸宅の跡地であった。
その裏側に生えていたぶどう園を守るモンスを退治したら特別なブドウが出てきたので、これをワイナリーに持ち帰った。

ワイナリーでそのブドウを差し出すと、私から受け取ってください、という仕組みにしていました。
私の方でも大量のブドウを集めて提出した事で、大量のワインを受け取っていたので、それを皆様に渡した流れなのです。

そして、ドーンの墓が近くにあるので、そこへお参りに行きました。

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昔のUOイベントに参加していない人もいらっしゃいると思いますので、お参りに来ました。
すると・・・
私とユー首長様が飛ばされてしまいました。
飛ばされた先は・・・

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牢獄でした。

その牢獄では、皆さん鍵スキル持ちさんがいらっしゃらなかった様子です。
「どうやって開けるのでしょう?」という皆様の混乱。
ごめんなさい、私トレハンキャラですので鍵GMでございます(汗
ここではロックピックの罠が待ち受けていました。

鍵を開け、上に上がるとそこでボス戦闘になりました。
皆様の力量に合わせて調整してみました。
程よい??カオス具合だったかな?と感じましたが、いかがでしたか?

最後に、奇術師ペインから大花壇のサプライズという事で、出口に用意されたゲートでツリー前へ。

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このツリーの前で最後を締めくくりました。
そして、ナニワさんにも登場していただき、閉会とさせて頂きました。

ツリーのデコレーションは私が事前に積み上げ技だけで積んでおいたものをナニワさんにロックダウンして頂いたものです。
普通の積み上げなので、所々崩れたりして時間がかかったりしました><
(リフレで引っ張っただけで崩れた部分も・・・)
屋外でデコレーション出来る権限持っていないので、基本はアイテム使っての積み上げとなります。


皆様のぶどうのツルの提供、ご協力などありがとうございました!
残り2日各スポットを見学できますので、ピクニック気分でどうぞ。

(後日にストーリーをまとめておきます)

そして次回2月に「ドーンの剣」を予定通り開催出来るよう、準備してまいります。
昨夜はお疲れ様でした!


2015年12月24日

本日、「桜 第三回ニューマジンシア大行商&イベント」です!

本日イベントです。

21時30分から  ニューマジンシア大行商 

22時30分から  イベント  「羊とワイン」

ニューマジンシア大花壇近くにて。「皆様の参加をお待ちしています! 

イベントは戦闘有りますので、準備の方もお願いします。
詳細はお尋ねください! 


2015年12月23日

24日のクリスマスイベント準備終了。

リアルで勉強に追い込まれていてまとまった時間が取るのが難しい今ですが、先ほどPECナニワさんと打ち合わせ&内装アイテム設置を終えてきました。

本当はもっと時間をかけて準備したり設置したいのですが、この打ち合わせだけで多くをお願いする流れになってしまったので、ある程度妥協する流れでお願いしました。

特に、「家専用アイテム」扱いの花崗岩で作る石パーツは屋外では使えませんでした。
それさえ使えたら階段を設置させられたのですが。。。
今回はシンプルにしてみました。 ある内装家さんのを流用させて頂きました。屋外ロックダウンですが、事前準備で設置しておき、あとはナニワさんがロックダウンするだけの流れでした。

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 それから、モンスターの設定やキャラの設定など、細かい見直しをしておきました。
うまく機能しますように~~

イベントはクリスマスイブの24日の21時半からマジンシア大行商で、22時半からストーリーイベントになります。
皆さんの参加をお待ちしていますね!
今回は戦闘ありなのでその方でお願いしますね(22時半~) 

2015年12月21日

∽∽ Christmas花壇 ∽∽

桜ニューマジンシアの花壇の市松模様が現在 ほぼ咲いています!

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一部、「不調」状態になっている花もあるので心配な所もありますが、ここまでマジンシア花壇に花を咲かせて頂いてありがとうございます!
そしてまた引き続き、クリスマスが終わるまでこのまま維持できればと願っています。(もう少し頑張りましょう!)
(世話忘れの方、自動ガーデニングにしている方は今一度状態を確認頂けると嬉しいです。)

一人の力で多くの花を咲かせるのはとても凄いことですが、何よりそれぞれ別々の日常を生きる皆さんがこの「花壇での世話をする」という共通の時間を作って頂けた事。
どうしても時間の合わない者、インできない者、不慣れながらも頑張ってみた者など。

様々な人の協力を頂いてここまで綺麗に花を咲かせられたのです!

今後もまたこの機会を設けるかもしれませんが、普段、花壇に関わっていなかった者たちの協力を得られたのは大きいことだと思いました。
次回は来年に入ってからイベントの前座的な流れでまた皆様にお願いしたく思います。

24日のクリスマスイベント、イベントの前に行商もありますので、そちらの方もどうぞよろしくお願いします。


2015年12月19日

現在

連日の日課

花の水遣り
投網や錨を投げたりして湧くクラーケンからSOSボトル集め
集めたボトルの座標をツールに入力 
宝の引き揚げ
宝の分別(スクロールや宝石もちゃっかり)
各アイテムは軽く目を通して、練成の抽出
出てきた地図などを消化するトレハン
ベンダーの補充

こんな日が続いて、皆様に分けて頂いたブドウのツルも集まり、
50個達成出来ました!
連日SOSを50箱とトレハン数回 (SOSをここまでやるとは想像していなかったです。
今頃始めたSOSでしたけど、週末はリアル用事で忙しいのでなかなかイン出来ません。
これは癖になってしまいそうだけど、ほどほどにという話で、
イベントに向けての練習と準備をしています。

用意する側も展開が予想出来ないので、当日の皆さんの反応をしっかりと目に焼き付けておきますね!
それではお身体に気を付けてイベントをお楽しみください。
 

2015年12月16日

種、ポーション補充しました。

マジンシア大花壇の市松模様がだいぶ埋まってきました!

イベント当日、そしてクリスマスを残すのみですが、その間に枯らせてしまう方もいるかもしれません。
予備として種補補充しておきました。
同時に、ポーションの方を1個&2個でばら売りもしておりますのでスパートをかけて育てきってくださいね!

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感謝御礼!

先ほどイベント用に募集しました「ブドウの木」が想像以上に集まりました。

イベントの数日前にPECさんと設置いたしますので、イベントでどのように使われていたか、お楽しみください!

予想以上でしたので、どーんと使わせていただきます!

皆さまありがとうございました!

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私の方は変わらず、集め続けます。
SOSのポイントが画像のとおり集中していますので宝箱で一杯になりますね~
(これだけやってブドウが出るのは1~2本くらい・・)

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それから、各街のツリーのメンテナンスにさゆちゃんが巡回していました。
その場面に居合わせたのですが、休憩していた時だったのでグッドタイミングでした!
久しぶりさゆちゃん見れて嬉しかったです!

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イベントが近づいてきて緊張していますけど、頑張ります!
それでは風邪に気を付けて過ごされてくださいね!


2015年12月15日

桜)募集  ブドウの木

上記通りSOSボトルの宝箱で拾えるブドウの木をいくつか募集しています。


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現在、自分でも集めていますが、イベント用ですのでイベント終了後3日経てば返却はされずに消滅いたします。
それを承知の上で提供下さる方を募集しています。

出来れば「ゴミ箱行きにしかならないから持って行ってもらえるとありがたい」という方でお願いします。無理はなさらないでください。
(向きと種類は不問です。)


連日30箱くらい開けていますが、まだ必要数に追いつきません。
設置はイベントの数日前ですが、それまで私の方でも集めておきます。

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2015年12月09日

連続イベント 「羊飼いと奇術師」 (後編)

金色で身を固めた戦士が、虎皮で身を固めた戦士が、様々な人たちの助力を得て狂暴化した羊を撃退していた。

「あれ?あっけないな」

そう。狂暴化しただけで戦闘力そのものは上がっていなかったのです。
ここで撃退しておかなければ、マジンシアの草花そして非力な市民たちに危険が及んでいたかもしれないのです。

この撃退された、紫色に変色していた羊たちの死骸を見つめて羊飼いは悲痛に叫んだ。
羊飼いSaint「わ・・私の羊が・・どうしてくれるのだ? ぉぉおおお・・・」 
Petrushkaの元に知らせがたどり着き、顔色が青ざめた。

Petrushka 「皆さん! 悪い知らせです!」
     「奇術師がこの島中に現れて、悪しき動物を放ったのです!」
     「どうか、これを撃退して頂けないでしょうか?」

Petrushkaは皆に向かって懇願した。
そしてマジンシア各地に動物30体が沸いたので、これを撃退に東奔西走していく。
発見されたのは、黒色の鶴x7 白い熊x8 炎色の馬x7 紫色のラマx8だった。
やがて、30を数える魔物化した動物が全て人々の手によって撃退されたのだった。
撃退を確認出来たPetrushkaは皆を大花壇前のステージの前に集めるよう、呼び掛けた。

Petrushka 「皆さん!皆さん!」
     「皆さん!聞こえますか~?」
     「皆様のおかげで何とか退治できたようですよ~」
     「ひとまず大花壇前のステージ前に集まってください~」
        
ぞろぞろと人々がステージに集まり、Petrushkaもステージに戻ったので改めて発言していく。

Petrushka 「羊飼いさんには酷い事をしてしまいましたね。。補償に行きましょう。」
     「皆さん申し訳ないけど、ついてきてくださいね。」 

Petrushkaを先頭に、皆で羊飼いの所に戻ってみると・・・
  ムーンゲート周囲にはいませんでした。

Petrushka 「皆さん・・あの羊飼いどこに行ったのでしょう・・?」
     「きっとマジンシアのどこかにいるはずです。探してもらえないでしょうか?」
     「見つけられたらチャンネルの方でお知らせくださいねー!」

皆それぞれ島中を駆け回り、羊飼いの居所を突き止めたのだった。

発見の知らせを頂いたPetrushkaは皆に呼び掛ける。

Petrushka 「よかった!まだ本島に居たのですね!探して頂きありがとうございます!」

移動していた羊飼いは港の波止場に居た。チャンネルを通してPetrushkaが皆さんに呼ばれて波止場に案内される。
波止場で羊飼いを見つけたPetrushkaは一礼した。

Petrushka 「羊飼いさん。そなたの羊を死なせてしまい申し訳ありませんでした。」
     「わたくしマジンシア首長に「補償」させてくださいませんか?」
羊飼いSaint「これはマジンシア首長様。補償さえあれば食っていけるんでぇ。お願ぇします。」

羊飼いは消えそうな声でうな垂れていた。
「補償」しなくては…

Petrushka 「皆様、羊飼いが補償で良いと仰ってくださったのです。」
     「今から補償として何が良いのか銀行で考えてみましょうか?」

銀行に行けば補償についてのアドバイスを頂けるかもしれません。そう考えたPetrushkaは銀行へ行くよう促す。
Petrushka一行で波止場をあとにして銀行に足を運んだ。

Petrushka 「さぁ銀行に着きました。私は手続きしてきますので、皆さんにも」
     「少しで良いので補償のお手伝いして頂きたいのです。」
     「この方に「補償」と話しかけてください。ここからは各自で進めてみてくださいね。」

Petrushkaは銀行員と交渉していった。
銀行員Marco「羊飼いの件ですね。「もこもこ」したものが良いと思います。」
     「もこもこは羊の羊毛です。裁縫屋の方で詳しい話聞けると思いますよ。」

「もこもこ?」なんだろう?
不思議に思いながらも皆で裁縫屋に向かうことになった。
人でいっぱいになった裁縫屋で一人一人が裁縫屋の一人に声をかける。

裁縫屋Crawl「もこもこですね!こちらの「羊毛」もしくは羊から刈って納めると良いと思いますよ。」

裁縫屋からアドバイスを頂いたPetrushka一行は各自で羊の毛を刈ってきたり、その店で売っていた羊毛を購入したりした。
この羊毛を持って羊飼いの所まで行けば良いんですね!
補償の用意が出来た一行は羊毛を持って、波止場に戻ってみた。
しかし、そこには羊飼いSaintの姿はなく、別の羊飼いが釣りをしていたのです。
釣りを中断している頃合いを見つけて、一行は声をかける。

羊飼いSai 「Saintさんですか?メモリアルホールの方へ行きましたよ。」

メモリアルホールの方に羊飼いが向かったと聞いて、急ぎ足でメモリアルのホールに向かっていった。
そこには羊飼いSaintがいたので、各自で対応していく。

羊飼いSaint「皆さんお待ちしていました。補償の方よろしくお願いします。」 

Petrushkaは彼女に補償金を渡す。周りにいた一行は手に入れた羊毛を渡していく。

羊飼いSaint「これは高級な羊毛ありがとうございます!これで当分はしのげます。感謝します!」

すると暫くの沈黙ののち、羊飼いSaintが消えて奇術師Paineになった。
ホールでPetrushkaが話し始める。
  
奇術師Paine「皆さま。お陰様で羊飼いへのお詫びは「済み」ました。ありがとうございました。」
     「お気付きかもしれませんが、私は最初から羊飼いでございます。」
Petrushka 「そうだったのですか?全ては「演技」だったということ?」
奇術師Paine「わたくしめのささやかなお使いにお付き合いありがとうございます。」
Petrushka 「待ってください!」
奇術師Paine「いずれまた会いましょう!それでは皆さんごきげんよう!」

消えては現れ、必要最低限の話しかせず、多くの謎を残したまま奇術師は消えていった…


            ◇◆◇

こうして羊飼いと奇術師Paineの話は終わりました。
   「奇術師行ってしまいましたね。」
   「最初の挨拶から乱入されてしまいましたね。それでは話を戻しまして・・・」
   「ここまで付き合って頂いた皆様にお願いがございます。」
   「マジンシア大花壇をクリスマスまでに赤と緑で可能な限り花で埋めて頂きたく、」
   「皆様の力をお借りしたいのです。なお、種はお持ちでない方は配布させて頂きますね。」
   「必要な道具などは配布しますので不明な点はお尋ねください。」
   「ガーデナーの方々にアドバイス頂いて植えて頂けると幸いです。」
   「これで今日のミニイベントはここまでになります。」
   
ここで●PECナニワさん登場して挨拶。

Petrushka「次回はクリスマスイブの日に奇術師の続編「羊とワイン」のイベントを開催します。」
    「それでは皆さんお疲れ様でした。」

                             ミニイベント「羊飼いと奇術師」(完)


連続イベント 「羊飼いと奇術師」 (前編)

◇◆◇「羊飼いと奇術師」◇◆◇

 世界は桜シャードの波長を示している。
四方を青い海で囲まれた、一時は壊滅して灰塵と化した「マジンシア」という街。
瓦礫で埋め尽くされた街は島を訪れる人々の手によって復興へこぎ着けられた。
新たに生まれ変わった新生マジンシアの街はやがて「ニューマジンシア」と呼ばれるようになった…


       ■11月24日の日が西へ傾き始めた頃。
 ニューマジンシアの街の中央からやや北の方に位置する場所にある「マジンシア大花壇」。
この大花壇前に、あたりの一面に広がる緑の芝の色と対照的な、赤いカーペット、そして葉が朱く染まったカエデの木。
この赤と緑で彩られたステージを前に人が集まっていた。

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その視線はステージ上に立つ、明るいオレンジ色のロングスカートを履き、煌く水色の豪華な胸当てを着こなした赤い髪の人に注がれていた。
彼女はこのニューマジンシアの街を治める「首長」に就いているPetrushkaであった。

Petrushka「お待たせしました。 只今よりミニイベントを開始させて頂きます。」
    「この後ろに見える大花壇。 中央を囲む周囲が少々寂しい気もします。」
    「ニューマジンシア首長の願いとして、この花壇をせめてクリスマスカラーに」
    「赤と緑で彩られた花で飾られた花壇にしたいものですね…」


Petrushkaはステージの上で皆さんの前に感嘆混じりの表情を浮かべながら未来を願うように目の前の人々に訴えかけた。
聞いている皆も半数が花壇の現状を見て、折角の花壇なのに何も植えられていないという、寂しさを募らせていた。

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すると、Petrushkaの後方の大花壇の方から笑い声が聞こえてきた。

      「はっはっはっ!花など笑止千万。動物の餌にしかならないのだよ。」

音がした方向を振り向くと、そこには黒い紳士服を着こなした、見るからに怪しそうな男性が立っていた。

Petrushka 「急に何を?、あなたは何者ですか!?」
Petrushkaは黒い服で身を固めた紳士に向かって叫んだ。
すると、その黒い男は一瞬で消え、今度は私と一般人の間を挟んだ位置に登場してきた。
   
奇術師  「これは失礼を!わたくしめは奇術師Paineでございます。以後ともお見知りおきを。」
Petrushka「その奇術師が何の御用なのですか?動物の餌とは?」
奇術師  「これから、わたくしからのお花より素敵なショーをと思いましてね。」
Petrushka「失礼ね!お花より素敵?あなたは一体何を見せてくれるのですか?」
奇術師  「フフフ。この一帯の緑を荒らし尽くしてやりましょう! 」
Petrushka「させるもんですか! ああっ! 待ちなさい!」

Petrushkaは奇術師Paineを問い詰めようと一歩踏み出した。
すると、奇術師はまた消えていった。
それからその奇術師Paineの居た箇所から順にムーンゲートのある方向へ向かって花が次々と消えていった。
(特殊色の紫ポピー3、赤ナデシコ3個が消えていく。)
  
そばにいた一般人たちも事の異常を察し、奇術師Paineに対し敵意を覚える。
民A   「ペイン!何てことするんだ!」
民B   「おう!あの野郎許せない!」

Petrushka 「なんてこと!皆さん奇術師を追いかけて暴挙を止めなくては!」
     「どうやらムーンゲート方向に飛んだようですね!皆さんも付いてきてください!」
   
そしてPetrushkaを先頭に、一般人の皆さんが駆け足で付いていった。

ムーンゲートが見えてきそうな森の中を抜ける所に差し掛かった時、一人の女性が手頃な岩に座っていた。
休んでいるのだろうか?奇術師の行方をあの羊飼いらしい人に尋ねてみよう。
Petrushkaは岩に腰を掛けていた羊飼いに声をかけてみた。

Petrushka  「どうやらムーンゲート方向に飛んだようですね!皆さんも付いてきてください!」
羊飼いSaint「「先ほど怪しい服を着た男が何やらウチの羊の群れに魔法をかけて行ったんだよ。」
   
羊飼いは先ほどの黒い服を着た奇術師に何かをされたみたいで不安な様子だ。
すると、左手の方向に黒ずくめの奇術師が登場した。

奇術師Paine 「それ!しもべよ!辺りを喰らい尽くせ!」
奇術師は手を羊に向けて掲げて大声で吠えた。

すると、羊飼いSaintの羊たちがみるみるうちに一回り大きくなり、狂暴になっていく。
どうやら、魔物化し、人をも襲う狂暴羊となっていった。
この13匹の羊があたりの草を荒らしながら、周囲にいた人たちに襲い掛かろうとしていた。